税理士は決算と申告の時だけでいい。毎月お金を払うのは嫌だ。
そうおっしゃる方が多いです。
経営も、それほど芳しくないということもあるでしょう。
フリーキャッシュがたくさんあって仕事も順調に流れていれば、また違うかもしれませんが。
よく、銀行からお金を借りたいが貸してくれない。
そういう話もあります。
銀行の悪口をいくら言っても、解決しません。処方箋は一つ。
銀行がお金を貸してくれるような決算を組む、これしかありません。
そんなこと、簡単にできるわけないじゃないか?
もちろん、簡単ではありませんね。
決算で魔法はありません。
ですから、決算より前の段階で、会計数字を認識して、
期末までの未来に向けて、お金の使い方を、経営をコントロールする、
目標を立てて、達成していくことを繰り返すことで、
もちろん魔法はないけれども、2期、3期頑張れば、
経営数字の改善は、銀行も認めてくれるようになります。
いざという時は、銀行がお金を貸してくれる企業に、決算数字になることができる。
企業は、どこかで銀行からお金を借りて、一段上の事業規模に成長する必要がある。
その時に、銀行が貸してくれずに好機を逃すと、なかなか取り返すことができない。
お分かりいただけたでしょうか?
銀行が評価してくれる決算書、決算数字を、経営者が自分でコントロールすることは大変です。まして、経理、記帳に忙殺されてしまえば、なお、できないでしょう。
記帳経理は、私たちに任せて、経営に集中、しっかりした月次決算数字に基いて、
銀行から評価される決算数字となるべく、毎月、意識した経営をする、
そのことで、起業した目的の達成に、一つ、また一つ、近づいていけることは間違いありません。
アルバイト賃金程度の月額報酬で、そうしたよいスパイラルに入ることができる。
ぜひ、経営者の皆さんが、そうした支出を惜しまないことを、願っております。
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