補助金・助成金から考えるべきこと

ざっくりいいますと、補助金は経産省、助成金は厚労省。

補助金は、最大でも3分の2くらい、企業が設備投資をした費用を補填するもの、

助成金は、費途の指定は原則ありません。

補助金は、設備投資などする予定がある場合に大変に助かるのですが、

受け取れるのは支出して、採択されてからということになる。

従って、先にお金が出ていく。もちろん、銀行から借りることもできることはできるでしょうが、

補助金をもらう前段階で、銀行からお金を借りる、というようなことは

普通はあまり想定していないでしょうね。

補助金は、設備投資などの予定があるときに、キャッシュを使いながら補填してもらうもの。

お金は一時的にも、設備投資なので、出ていくことをするわけです。

厚労省の助成金は、そういうヒモ付きの支出は義務付けられてないので、

もらいっぱなし、というと乱暴ですが、補助金とはそういうところが異なります。

使われる局面と性格が大きく異なることを知っておく必要があります。

厚労省の助成金は、労務に関する就業規則を整備するなどによって、

お金がもらえるものなのですが、この頃の雇用環境で注意すべきことがあります。

就職率、がいい。失業率が低い、このことは、採用する側が競争になることを意味します。

助成金をもらって、社労士さんに労務規定をしっかりと整えていくこと、

これが採用の競争に勝つために必要になってくる、ということになります。

デフレ時代にブラック企業とよくいいましたが、今はすっかり変わりました。

人を採用するためには、会社側が選ばれるような、処遇や労務規則の整備を行う必要がある。

そういう時代になってきたわけです。

ぜひ、厚労省の助成金、原則通年行っていますので、できる範囲で、

助成金を受け取りながら、労務環境を整えて、必要な人材を採用できるようにする、

そういうことが理にかなっておりますね。(了)